とある日曜日に、免許の更新に行った話④

嫌だわーーーー。
半日潰して免許更新に来て、もらえないっ。
やーーーでも渡さなくていいんじゃない?
と、意地悪な考えがよぎる。

見るからに【ヤバそう】な方じゃないですかーーー!

偏見はよくない。
思ってることを正直に書くのも
憚られるとは思う。

でも、書く。
書いちゃうーーー
日記だし。
誰も読んでないんだし(笑)
免許渡さなくていいんじゃない?

理由は、ヤバそうで危なそうだから。

どうする?どうするよ?
携帯出ないの?出るの?
生死にかかわるんでしょ?

「出ていただいてもかまいませんよ」

さぁさぁ、ほらほら。
おっとーーー座ったぞスカジャンおばぁ
どうだろう?
携帯に出るかでないかの【Q】に対して【A】が黙って座る?!

いい大人が?
やっぱり、免許渡さなくていいんじゃない?
とっさの時にも黙るんじゃないの?
はい、意地悪。

「じゃ、続きを始めますね」落ち着いたトーンで
講習再開。あっという間の30分。
「今日は、皆さんお忙しい中お疲れ様でした。
先ほどお渡しした、お手元の番号順に新しい免許を
お渡しします。前の免許証との違いについて〜
で、お受けお取りになったら、下の機械で本籍がでます
ので〜お帰り下さい。お疲れ様でした」


スタスタと全員が、静かに受け取り教室を後にする。
車に乗った人々は、我先に停めたハズの駐車場から静かに動き出す。
今度は、全員が譲り合い、まっすぐな線ができあがる。

私もどこかの誰かに、列に入れてもらい。
お礼に頭を下げ、スムーズに免許センターを後にした。

次はできれば5年後、、、、
何歳になんだろー
きゃーーーー
考えないようにしよう。

窓開けて、大声で歌うような人間にだけはならないでいますように。







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